10月28日。ジャンル:電子工作
基本的な道具
電子工作はスタートするのが大変ではないでしょうか?俺は何か始める時にはまず道具をひとまず集めるんですが、実際初めてみたときに用意したものを挙げていきます。
- 半田ごて、半田吸引器、スポンジ、台、はんだ
- テスタ
- ラジオペンチ
- ニッパ
- ピンセット
- テープ
- ケース
半田付けとブレッドボード
半田付けのことから書きましたが、半田付けをしなくてもオッケーなのがブレッドボードです。穴に部品を刺せば動作確認できますので便利。これです。部品だけで無くブレッドボードと線も買っておきました。パーツ一般/基板・ブレッドボード/ブレッドボード(基本ユニット) 秋月電子通商-電子 …
シミュレーター
回路を設計し田後、上手くいっているかを確かめるには実験するしか有りませんが、そうすると毎回さまざまな値の抵抗を買って置かなければいけません。そういうときにシミュレーションが出来るとハイパー便利です。
昔はかなり高かったらしいシミュレータですが、フリーで出てる物もありますので紹介します。LTSpiceというシミュレーターです。リニアテクノロジという電子部品メーカーが自社の製品を買ってもあったり技術者を育成するために開発したらしいですが、リニアテクノロジは2017年にアナログデバイセズに買収されたため現在はアナログデバイセズのHPからダウンロード出来ます。自社製品しか登録させていないので東芝の2SC1815なんてメジャーなトランジスタは入っていませんが、似たような製品も有りますし、パラメーターを入力すれば新しく登録することも出来ます。
ちなみに他の会社から出ているフリーではないものは数百万円らしいので、無料で出来るなんて感謝感激!アナログデバイセスの部品を買って恩返し、するかどうかは別なお話。
LTspice | 設計支援| アナログ・デバイセズ – Analog Devices
おまけ E系列とか
部品の値を関係式から計算してもその通りの値の部品が有るわけではありません。市販されて居るのは以下に示す値になってます。なんでこんな微妙な値なのかというと、たとえばE6系は「10の6乗根の自然数乗の値」で、対数的に等間隔らしい。これが使いやすいとか。いまだその恩恵を感じたことはありませんが、そういう物らしい。
表:E標準数
E3 | E6 | E12 | E24 |
---|---|---|---|
1.0 | 1.0 | 1.0 | 1.0 |
1.1 | |||
1.2 | 1.2 | ||
1.3 | |||
1.5 | 1.5 | 1.5 | |
1.6 | |||
1.8 | 1.8 | ||
2.0 | |||
2.2 | 2.2 | 2.2 | 2.2 |
2.4 | |||
2.7 | 2.7 | ||
3.0 | |||
3.3 | 3.3 | 3.3 | |
3.6 | |||
3.9 | 3.9 | ||
4.3 | |||
4.7 | 4.7 | 4.7 | 4.7 |
5.1 | |||
5.6 | 5.6 | ||
6.2 | |||
6.8 | 6.8 | 6.8 | |
7.5 | |||
8.2 | 8.2 | ||
9.1 |
追記(2019/3/18) 段落構成を変更しました。内容は変更ありません。